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2006年04月20日

浦沢直樹×宇多田ヒカルの対談

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ぴあが出している「Invitation」という月刊誌に浦沢直樹と宇多田ヒカルの対談が掲載されているので、買ってきて読んでみた。実はこの対談の司会と構成を、友人の山下卓がやっているのだ。

先日、卓ちゃんと会ったときにこの対談のいきさつや裏話などをいろいろと聞いていたから、ひそかに楽しみにしていたんだけど、なるほど読み応えがあっていい対談だった。ありがちな予定調和や腹の探り合いがなく、さすがにトップクラスのクリエイター同士が出会うとこんな会話になるんだなあと言うのがよく伝わってくる。あがった原稿もその場の緊張感がよく伝わってきていい出来だったんじゃないかな。

去年の夏に、卓ちゃんを通して一度だけ宇多田ヒカルさんに会ったことがある。彼が講師をやってた美大の授業に、彼女がボランティアで参加してくれたのだ。俺もその授業を手伝っていて、授業の後、1時間くらい話をする機会があったのだが、実際の彼女は、普通の女の子でありながらどこかに強い意志を感じさせる魅力的な人だった。言葉を選びながら話をする姿が印象的だったのを覚えている。

浦沢直樹に関してはこのブログにも何度か書いたことがあるけど、「Monster」以降の作品がどれも圧倒的に素晴らしい。前に卓ちゃんとアニメ監督の森本晃司さんがウチに遊びにきたとき、ふたりとも「え〜?浦沢直樹はどうも…」って感じだった(アニメ版の「Monster」が気に入らなかったらしい)のだが、今回の対談後に聞いたら、「やはり本人に会って話を聞いたら考えが変わった。浦沢直樹すごいや」って言ってた。どこがどうすごいのかも聞かせてくれたけど、それは秘密。まあ、「Monster」を最後までちゃんと読めば彼の凄さはわかるよね。

そんなわけで今回の対談はなかなかの収穫だった。こういうタイプのクリエイターがきちんとしたポピュラリティを確保しているのを見ると、日本もなかなか捨てたもんじゃないなあと思う。それと、今回初めて読んだけど、「Invitation」て雑誌は丁寧に作ってあって好感をもった。こういう雑誌はもう少し売れてもいい気がするなあ。

投稿者 ef : 2006年04月20日 23:09

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