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2009年01月30日

Adobe CS4を使ってみて

去年の暮れにAdobe CS4を入れてみた。まだそれほど使い込んだわけではないが、わりといい印象なので、とりあえず簡単なレビューを。

今回のバージョンアップでは大きな機能の追加はあまりなく、どちらかというとインターフェイスの統一やカスタマイズの自由度の向上、軽快さや安定性に比重が置かれている。「新機能よりも軽快さや安定性」というのは肥大した近年のソフトウェアすべてに求められているようで、次期Windows 7やMac OS X 10.6も同じようなコンセプトだ。当然なんだが、いいことではある。

実際に使ってみると、CS全体でツールバーやパレットなどのインターフェイスが揃ってきたのが助かる。特に今までMac用のDreamweaverだと、パレットまわりのデザインはWindows用の設計を無理にMacのAPIに落としたようで、見た目も悪いし使いづらく、大事な表示エリアを無駄にしていたのだが、それがようやく解消された感じだ。

それ以外に目立った新機能となると、Photoshopでは作業ウインドウの自由回転や色調補正パレットがありがたい。Illustratorの複数アートボードも使いやすくなったから、簡単な小冊子はイラレで、きちんとした文字組はInDesignでという使い分けになるのだろう。Dreamweaverのライブビューも、やはりあれば便利だ。ただ、ライブビューとデザインビューは独立してフォント設定できればなお良かった。

期待していたInDesignからのFlashテキスト(XFL)書き出しだが、検索やプリントが出来ないので、Flash Paperに比べるとまだちょっと物足りない。しかしページものをブラウザのインライン表示できるソリューションとしてはこいつに期待するしかないのだ。とりあえず最初の一歩としてはこんなものか。

また、標準の新機能ではないが(現在はまだベータ)、PhotoshopのAdobe Configuratorもなかなかだった。自分オリジナルのツールパレットを作成できるというもので、よく使うメニューやツールを並べてパレットに出来るのは非常に便利だ。

yutanpo1.jpg

ConnectNowでのスクリーン共有も、状況によっては非常に役立つだろうし、Version Cueも初期のものに比べるとずいぶん設定しやすくはなった。ただこのあたりの機能は使う人とそうでない人が大きく別れてしまうところがもったいないと思う。CSになってからソフト単体での作業ではなく、同時起動して作業ごとに使い分けたり、他の人とのグループワークがやりやすくなっているのに、そのへんの解説書やドキュメントの類がまったく不足しているなあ。

とりあえずの雑感としては、まだそれほど使い込んでいないけど、全体的には安定していて、Bridgeも表示や動きが軽く、俺のiMac 24(C2D 2.8 GHz、メモリ4GB)でも充分な操作感に仕上がっていると思う。新機能や使い方を覚え直すといったストレスもないし、アップグレード代を払う価値はあるだろう。

投稿者 ef : 2009年01月30日 16:16

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