「英語Twitter多読術」が出版されました。


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(株)三修社さんから刊行された「英語Twitter多読術」のブックデザインとDTPをやらせていただきました。英日対訳のツイートでコミュニケーション英語を学ぼうという書籍です。本文は左頁が英文と難しい単語の訳、右頁に文章全体の日本語訳という見開きデザインになってます。

http://twitpic.com/4co6l3
http://twitpic.com/4co6yt

表紙タイトルでは「本家Twitterのロゴに似たフォントを使いたい」という希望が編集者からありました。Twitterロゴのフォントはマニアッカーズデザインさんの「pico」なので、同シリーズの「poco」を少し細くして使用。快諾していただいたマニアッカーズデザインの佐藤さん、どうもありがとうございました。

表紙の文字は柔らかい感じを出したかったため、新丸ゴと丸アンチックの合成フォント。また、ツイートの再録というイメージコンセプトなので本文の日本語はヒラギノ角ゴProN W3で組みました。本文中の欧文はすべてFrutigerファミリーです。

気軽にコミュニケーション英語を学びたい人にとって、Twitterは役立つツールだと思います。書店などで見かけたら手に取ってみてください。

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ポット出版「談話室沢辺」のインタビュー


>> ポット出版 談話室沢辺「電子『雑誌』フォーマットの可能性」

ポット出版のサイト「談話室沢辺」に呼ばれ、インタビューを受けた。テーマは「電子『雑誌』フォーマットの可能性」。このインタビュー自体はUSTREAMでも実況を流した。容姿には自信がないので写真やビデオで顔を出すのは、本当はちょっと恥ずかしいのだけど、まあ仕方ない。

電子書籍や電子雑誌のフォーマットについては、まだ決定版と言えるものがないので、それぞれ一長一短だ。各団体やメーカーによる思惑や主導権争いもあるようだが、最終的にはオープンなものでなければ成功しないだろう。

このインタビューでは、EPUBのような読みもの系のフォーマットでは対応できない書籍&雑誌を、今後どうやって電子化していくべきかについて、普段考えていることを話した。といっても、はっきりしたソリューションがあるわけじゃないので、まあ現実的に出来ることからやりましょうよ、ということ。
総文字数が約5万字という超ロングインタビューですが、お時間のある方はぜひ目を通してみてください。それと、大量のテープ起こしをしてくれたポットの高橋さんに感謝。

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「電子書籍についての私的考察メモ」が掲載されました。


「マガジン航」に「電子書籍についての私的考察メモ」が掲載された。このところ「電子書籍」に関する話題を目にすると、どうも違和感を感じることが多かった。それは何故だろうかとずっと考えていて、なんとかそれを文章にまとめたものだ。

最初に「電子書籍ってそもそも何のことだろう?」という質問を自分に問いかけ、思いついたことを1日中iPadの「iText Pad」へ入力していった。かなりのメモが溜まったので、今度はそれをMacの「Jedit X」で並べ替えしながらまとめていった。ちょっとした長さの文章ができあがった。

読み返してみると、自分でも「そうだったのか」という発見が出てくる。もともと自分の考えをまとめるために書いたものだけど、やはり断片的にぼんやり考えるのと、きちんと書き出して論考するのとではアウトプットが違う。そのあたりで、他の人はこれを読んだらどう思うのかを知りたくなった。

俺の知り合いで「電子書籍」のことと言えば仲俣暁生くんだろう。雑誌「本とコンピュータ」をやっている頃からこのテーマにずっと関わってきている編集者だ。「何か書けたらいつでも送ってよ」とも言われていたし、「航」への寄稿うんぬんではなく、まず彼がどういう感想を持つかを知りたかった。彼のほかにも知人のライターや編集者など数人に見せて感想を聞いてみた。

みんなの感想はそれぞれだったけど、「デジタル情報の身体性」という視点は今までの「電子書籍」がらみであまり話題になっていなかったせいもあり、意外にみんなから面白がってもらえた。最初は自分のブログへ載せようかと思っていたが、仲俣くんが「マガジン航」への掲載を申し出てくれた。
こういう思考実験は、ひとりでも多くの人に読んでもらった方が価値が高いと思ってるので、「マガジン航」への掲載はすぐに了解した。いくらか原稿料もくれるらしいのでありがたいことだ。

ということで、もし感想や意見、反論などがあれば、こちらのコメント欄にもどうぞ。

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終戦記念日のつぶやき再録


昨日のツイートをブログにも再録しておこう。ちょっと修正したところもあるけど、終戦記念日のつぶやきとして。


さて、終戦記念日に合わせて「靖国を参拝しましょう」みたいなRTしてきた数人をリムーブした。戦没者の霊を参拝したいと思うのは当然のことだが、その方法は一方的に押しつけられるようなものではないと考えるからだ。

俺はいわゆる軍人の英霊と民間戦没者の命を区別して祈ったりはしない。終戦の日には民間人やキリスト者や犬猫や家畜も含め、戦争の犠牲になったいのちすべてに対して祈る。だから特定の慰霊追悼などではなく、いまいる場所で祈りを捧げる。

日本の「国体」が大好きで、そこに強い誇りをもち、靖国に参拝したいという人はそうすればいい、結構なことで何の文句もない。しかしそんなことを押しつけられるのはうんざりだ。ノンポリ市民を「非国民」と非難するような「愛国者」達が率先して戦争を起こしてきたのは、世界中どこも同じだ。

日本の歴史だの民族の文化だのと言うわりに、箸をまともに扱えず、着物を着ることもなく、日本語をちゃんと話せないような自称「愛国者」たちがちょっと多すぎるんじゃないか? 俺は日本の風土や言葉や文化が好きだから、自分も愛国者のひとりだと思っているけど、彼らのようなナショナリストの言うことをあまり信用していない。まあ、彼らにとってみれば、俺のようなやつは非国民なのかな。

戦後50年近くを生きてみて、日本もまた戦争を始めてしまうかも知れないなあ、という気分が日増しに強くなる。ある種の人たちには命よりもプライドや誇りの方が大切らしいので、それは避けられない道なのかも知れない。俺のような間抜けな非国民は真っ先に死ぬことになるだろう。ああ嫌だなあ。

ベランダのトネリコに蝉がとまっている。もう鳴きも動きもせずにじっとしている。よく鳴いたからこれで終わりなのだろう。俺は七年前、どこでなにをしていただろうか。

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EPUBファイルをWebで配布する


テスト的な意味もかねて、山下卓ちゃんの代表作ライトノベル「BLOODLINK 獣と神と人」のEPUB版を公開した。こちらのサイト「小学七年生」からダウンロードできる。今回はEPUB公開にあたっての覚え書き。

EPUBの作成にはSigilを使った。他にもいくつか試してみたけど、現状ではいちばん使い勝手がいいみたいだ。ただしEPUBの日本語仕様が確定していないため、まだ簡単にはいかない。リーダー側の日本語に対する仕様やCSSの実装および解釈もさまざまなので、EPUBにオープンなフォーマットとしての汎用性を期待しても、現状では裏切られるだけだろう。今回はiPhoneおよびiPadのiBooksをターゲットに作成したが、PC上のEPUBリーダーなどでは文字化けやCSSの解釈に問題が出てレイアウトが崩れるケースもあった。

EPUBの作成方法については詳しくは触れないが、基本的にテキスト段階できちんと成形しておき、章単位に分割してSigilへ読み込む。宣言部分に「lang=”ja”」で言語設定をして、CSSを外部ファイルにリンクさせる。CSSの記述は何を書いてもリーダー側で無視されたりつじつまが合わなくなったりするので、センタリング程度の最低限にしておいた方が良さそうだ。iPadにはヒラギノ明朝が入っているが、デフォルトのiBooksではヒラギノ角ゴシックで表示されてしまうので、font-familyに HiraMinProN-W3 を指定しておく。通常の「Hiragino Mincho Pro」では認識されないので注意。

書き出したEPUBをWebにアップするわけだが、WordPressなどでは.epubの拡張子をメディアとして認識してくれないので、wp-includes内の functions.phpに.epubを追加する。

wp_ext2typeのdocument あたりに「, ‘epub’」 を
get_allowed_mime_types のリストの最後に「’epub’ => ‘application/epub+zip’,」を追加しておいた。

これでWordPressのメディアアップローダーが使えるようになるはず。

この状態でEPUBファイルをアップロードすると、IEなどでダウンロードしたときにzipファイルとして認識してしまい、拡張子が書き換わってしまうことがある。ダウンロード後に拡張子を書き直せば済むのだが、サーバ側にファイルタイプとContent-Dispositionを追加しておけば.epubのまま右クリックでファイル保存が出来るようになる。

サーバの上位ディレクトリの.htaccessに、以下を追加しておけばよい。

<Files*.epub>
ForceType application/epub+zip
Header set Content-Disposition attachment
</Files>

これで自分のWebサイトからEPUBの配布が可能となる。EPUB自体はまだまだこれからのフォーマットだけど、いろいろと試してみることでわかってくる部分も多いから、興味のある人はやってみるといいだろう。

今回のEPUB作成&公開については、Twitter上で @wakufactory さんや @miyabet さんから貴重なアドバイスをいただいた。また @enok00 さんにも相談に乗ってもらいました。皆さんに感謝します。

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